クラウドファンディングでプロジェクトを成功させる3つのポイント
2016/11/22 15:21

みなさん、こんにちは。クラウドファウンダー山田です。
TOP画像が「いかにも」な情報商材風に仕上がっておりますが、いかがでしょうか?
先日の「ハロウィンのび太」で学んだ成功へのポイントを大公開!
「プロジェクト作成」「公開準備」「公開」の3つに分けて解説いたします。
【プロジェクト作成】
作成のポイントは3つ
1.目標金額
2.期間
3.リターン
1.目標金額
目標金額は出来るだけ少なくしよう!
なぜか?
日本のクラウドファンディングには大きな特徴があります。
それは、資金の集まり方(のび方)です。
例えば、内容が全く同じのプロジェクトが2つあると仮定して、どちらも20万円集まっています。
Aのプロジェクトは目標金額100万円
Bのプロジェクトは目標金額10万円
あなたは、どちらの方が支援しやすいでしょうか?
海外のクラウドファンディングサイトでは、プロジェクト公開後から、目標到達手前までが大きく伸びる傾向にあります。
しかし、日本のクラウドファンディングサイトでは、目標到達後に大きく伸びる傾向が強く
「目標達成した・みんなが支援している」などの安心感によって、支援しやすくなるからだと思われます。
どのプラットフォームでも、目標額より伸びた分は損にならないし「目標額の○○倍!○○%」のような告知方法も可能なので、プロジェクト実行に問題がない範囲で少なく設定することをお勧めします。
2.期間の設定
3~4週間が適切!期間≠資金額ではない!
「プロジェクト公開」「プロジェクト終了」のそれぞれ1週間は支援が集まりやすいです。
なので、「2週間+モチベーションを保って、発信を行える期間=募集期間」とするのがベストだと思います。
芸能人、地域復興など高い拡散性がある場合は別ですが、募集期間と資金額は比例しません。
量(期間)より質(発信・内容)です。
3.リターン
いまいちなリターンを2つ用意しよう。※参考画像のは要らないリターンではありません!
1番安いリターンと高いリターンはちょっとやり過ぎかな?ぐらいの内容にしましょう。
「んーこの3000円のリターンはいらないなぁ。。。あ!でもこっちならいいかも♡」と思ってもらえるような全体設計を心がけ、リターンを魅力的に見せるのも大切なポイントです。
一般的なリターンの内容は、
ファッション系→ショーや展示会の招待
コミュニティ系→チケットやパスポート、○年定期券
などを数量限定にしたり、しなかったりだと思います。
一応補足。。。
写真は綺麗なものを用意しましょう!(笑)
本文も「なぜ」「どんな思いで」をしっかりと伝えましょう!
プロジェクト成功のカギは共感です。
【プロジェクト公開の準備】
よし!プロジェクトが完成したぞ、公開だ!
こーゆー僕のような奴ほど失敗します。
まぁまぁ焦らず、仕事は準備が8割!と言う事で公開前の準備のポイントを2つ。
1.資金の集まり予測を立てる
公開後、いくらSNSで発信しても、全ての目標金額を全く知らない人から集めるというのは難しく、クラウドファンディングには「1/3の法則」というものがあり、
・自分の友人・知人からの支援が1/3
・友人・知人の友達からの支援が1/3
・全く知らない人からの支援が1/3
要するに、目標金額が30万円の場合は、その1/3の10万円について、まず自分の周りのネットワークからお金を出してもらいましょうね。というものです。
この1/3が自力で集められない場合、成功する可能性は著しく低いと言われています。
まずは周りの友人・知人から、1/3を集められるかどうか検討していきましょう!
とあるサイトでは「事前の支援者リストを作成」を推奨しているケースもあるくらい重要です。
「○○君がAのリターンで支援してくれるから△△円」というのが個人的に心苦しい気もしますが、、、
2.公開から終了までのPR、活動計画を立てよう。
公開後の活動報告やSNSで発信する内容は事前に決めておいた方が良いです。
理想を言うならば、決まった時間にクリックするだけにしておけるといいでしょう。
1日目・・・○○を公開しました。
2日目・・・△△をしました。
3日目・・・☆☆を~・・・。
といったように、できれば毎日なにかしらの発信をした方がいいのです、「今日はなんかないかなー」とか、「これがあったから、今日はこれにしよう!」という行き当たりばったりではなくて、各日なにを発信するのか?しっかり決めましょう。
【プロジェクト公開】
ここまで来たら、あとは実行あるのみ!予定を粛々とこなします。
日々の活動はおそらく
・チラシなどを、イベントやお店などに置いてもらう。
・プロジェクトに関連するイベントなどに参加し、告知する。
・週単位で資金の達成率をチェックする。
・プレスリリース配信を行う。
・影響力ある人にコンタクトをとり、プロジェクトの拡散に協力を依頼する。
・残り日数に応じて、支援者にメッセージを送付し拡散に協力を仰ぐ。
・予定通りの反響がなかった場合の対策を行う。
などでしょう。
終了日までしっかり活動しましょう!
【本当にクラウドファンディングしますか?】
プロジェクトの成功率は30%程度
記事を書くにあたって、大手3社で募集中の全プロジェクトの経過を追いました。
総数は367個あり、そのうち目標達成したのは113個。
約30%が平均的なプロジェクト成功率です。
確かにクラウドファンディングは素晴らしい仕組みです。
しかし、もう1度考えてみてください。
本当にクラウドファンディングが適切なのか?
準備にはコストがかかります。公開後も同様です。
その他の資金調達方法も含めてもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
それでも、「ワイにはクラウドファンディングや!」という方の成功をお祈り申し上げます。
それではー。
書いたひと

やまだ
おもコンのリーダーです。
半分は街コン・合コンを中心に楽しく出会えるイベントレポートや、モテるために必要な事を調査します。残り半分は誰の役にも立たない、どーしょうもない記事を書いたりしています。